Smile Pleaseについて

今、自分でできること、自分ができることって何かな?
そう自身に問いかけ自ら、企画書を書き、親しいスタッフに相談して実現したアフガニスタン訪問。

そこには想像をはるかに超えた光景が広がり、貧困が更なる不幸を呼ぶ負のスパイラル。
そんな中でも子どもたちはたくましかった。
地雷が撤去されたわずか幅2mの道を何キロも歩いて学校に通い学んでいる子どもたちの目は輝いていた。
「勉強して文字が書けるようになって先生になりたい」「大統領になるんだ!」「僕はエンジニアに!」

教育を受け、学び、夢を持つことで未来へ歩んでいく。
子どもたちにははっきりとした希望への道があるのを感じた。

現在、世界中の色々な国や地域において、紛争や災害、また、歴史的・地理的諸問題により、
とても厳しい生活環境の中で過ごしている人々が多く存在しています。
そのような環境下で特に弱い立場であり、また今後の社会の中で活躍すべき子どもたちが多く存在しています。

このような子どもたちが日々心豊かに笑顔で生活でき、それぞれの子どもが夢を持ち、
その夢を実現できる未来を創造するために、私たちひとりひとりが現状を理解し、
自分にできることを考え、それに取り組んでいくことが大切であると考えます。

これまで私は、海外で支援活動を行うNGOやNPOの協力のもと、
2002年に紛争の爪痕の残るアフガニスタンへの訪問をスタートに、
このような支援を必要とする各地の視察をおこなうとともに、
その現地の状況を伝えるための写真展やトークショーなどを国内国外各地で開催し、
このような世界の現状や自分たちでもできる支援をすべき必要性を伝え続けてきました。

これまでのこのような活動をより継続発展的に展開していくため、
また、活動趣旨を同じくするNGOやNPOとより良く連携していくために、
活動を応援するメンバーが中心となりこの基金を立ち上げることになりました。

今後、紛争や災害などの影響により厳しい環境下で生活している世界の子どもたちに対して、
教育や保健衛生などの環境改善のための支援事業を行うとともに、
人々にこのような世界の子どもたちの現状を伝え、支援する機会を提供する活動を行うことにより、
世界の子どもたちが心豊かに笑顔で生活し夢を実現する未来の創造に寄与することができればと願っています。
スマイルプリーズ