2021.9.6「MDRT日本会 多摩・山梨ブロック」さま主催、オンラインチャリティ講演会
一般社団法人「MDRT日本会 多摩・山梨ブロック」さまにお声を掛けていただき、
インナーの講演ではございますが、オンラインのチャリティ講演会を行いました。
会場は立川のホールでしたが、無観客で機材のみを設置し、
オンラインで多くの皆様にご参加いただきました。
詳しくはこちら
2018.11.29「明るく心豊かな故郷をつくる会」さま主催、チャリティ写真展、チャリティ講演会
チャリティ写真展(2018/7/23~8/1)、チャリティ講演会(2018/7/29)を開催いたしました。
多くの方がご来場くださいました。
恒例の私物チャリティオークションでは13点、出品いたしまして、多くの入札いただき、合計446,000円の落札をいただきました。
全てSmilePlease世界こども基金に寄付を通じ、世界の子どもたちの教育支援に充てさせていただきます。
皆様、多くの方のご参加、誠にありがとうございました!
2018.4 「チームわたほい」様、「イシノマキモノ」プロジェクトに寄贈
ここで出会った(劇中に登場する)3人のお子様を失われた遠藤伸一様ご夫妻よりお話を伺うことが出来ました。
映画でも伝えていた「チームわたほい」は、旧石巻市立渡波(わたのは)保育所の建物で半年の避難生活を送った方々が、“わたのは”と、“ほいくしょ”を繋げて「わたほい」と感謝を込めて付けた名称で当事者支援の任意団体を立ち上げました。
そして、わたほいの奥様方が行っている、グリーティングカード作りの団体はその施設を地域の女性のコミュニティ作りに活用するために立ち上げた「イシノマキモノ」というプロジェクトです。
そこで、代表の遠藤綾子さんからお話を伺う中で、裁縫道具の中でも布を切るハサミが足りないとのことでしたのでSmilePlease世界子ども基金より、裁ちばさみを12本寄贈させていただきました。そしてこのような素敵な写真とメールもいただきました。
『皆さんとても喜んでいつもより明るい活動となりました。こんなによく切れるハサミは生まれて初めてだという者、薄い布も逃げずにまっすぐに切れて嬉しいと興奮する者、みんなで大切に使いたいので、印をつけてマイはさみにしましょうと名前を書きました。』
参考ニュース↓
「着物カード」海を越える 震災で子を亡くした日米の母たち
SmilePlease世界子ども基金では、今後とも世界の子ども教育支援のほかに震災支援にも力を入れて活動を続けて参ります。
2017.9.15 株式会社ロジコムさま主催、チャリティ写真展、チャリティ講演会
また、佐賀市マリトピア 3F瑞兆(2017年7月9日)で、チャリティ講演会も行いました。
会場には800人を超える多くの方が聞きにいらしていただきました。
恒例となった私物チャリティオークションでは11点、出品いたしまして、多くの入札いただき、合計260,851円の落札をいただきました。
全てSmilePlease世界こども基金に寄付を通じ、世界の子どもたちの教育支援に充てさせていただきます。
2016.8.16 アムネットさま主催、チャリティ写真展、チャリティ講演会
「Charity Talk Live in NYC」&ミニ写真展(8月18日)を開催しました。
主催:Amnet
協賛:DELTA・FCI
2004年依頼のNYCでの写真展!
今回は熊本地震災害への支援目的で、NYC在住の日本人に向けてチャリティトークライブ及びミニ写真展を開催しました。
いつもの講演に加え、NYCならではの、ミニライブも行い、ライブにはNYを拠点としてジャズピアニストとして活動されている、大江千里さんも応援に駆けつけてくださいました。
途中、ご来場の皆さま方より、募金箱いっぱいにご支援いただきましてこちらは全て、SmilePlease世界こども基金を通じ、九州熊本地震災害支援に充てさせて頂きます。
2016.4.14 あきる野青年会議所さま主催、チャリティ写真展、チャリティ講演会
秋川キララホール(2016年4月17日)で、チャリティ講演会を行いました。
チャリティオークションでは16点、出品いたしまして、多くの入札いただき、合計439,500円の落札をいただきました。
全てSmilePlease世界こども基金に寄付を通じ、世界の子どもたちの教育支援に充てさせていただきます。
2015.11.23 MOVEさま主催、チャリティ講演会
福島県郡山市のホテルハマツにて、チャリティ講演会(11月23日)及び、
東京都港区青山中学校にてチャリティ芋煮会(12月5日)に参加して参りました。
2015.10.17 福岡市PTA協議会さま主催、講演会、チャリティ写真展
チャリティ写真展(10月17日~11月1日)を開催しました。
また、マリンメッセ福岡(2015年10月25日)で講演会を行いました。
1万人以上の九州の小中学の保護者のみなさまの前で講演させていただきました。
2015.10.3 横浜青年会議所さま主催チャリティ講演会、チャリティ写真展
チャリティ写真展(10月3日~12日)を開催しました。
また、神奈川県民ホール 小ホール(2015年10月3日)で講演会を行いました。
2015.9.1 福島県須賀川市さま主催の講演会、チャリティー写真展
須賀川市文化センター 大ホール(2015年9月2日)で講演会を行いました。
初めての被災地開催でしたが、講演会には1200人もの方が聞きにきてくださいました。
本人のブログでも報告させていただきました!
http://ameblo.jp/norika-fujiwara628/day-20150903.html
http://ameblo.jp/norika-fujiwara628/day-20150904.html
2015.6.12 ニッコーを支えるチャリティ・オークション実行委員会主催のオークション
今回は私物のチャイナドレスとサイン付きで着用写真を出品させていただきました。少しでもお役に立てて光栄です。
2012年の第22回より、ニッコーを支えるチャリティ・オークション実行委員会主催のオークションに協力させていただいています。
こちらは、日本国際民間協力会(ニッコー)を通じで、東日本大震災被災者支援事業、シリア人道支援事業に活用されます。
2015.6.11 山形県米沢市で開催された「復興のつどい・追悼式」
主催者であるボランティア山形の方が、直接東京の事務所に出向いていただき、式典参加依頼のお話しをしてくださったことがきっかけでした。
テーマは「あれから4年、復興は遠い!ふうかさせるな!!」です。東京で開かれた天皇陛下ご臨席の慰霊祭生中継も入りました。
SmilePlease世界こども基金として、ミニトークを行い、最後には私物をいくつか持ち込んで来場者の方々にも、ご参加いただく抽選会にも参加させていただきました。
2014.12.14 青梅市民会館ホール、青梅市立美術館1F市民ギャラリー、講演会、チャリティ写真展
青梅市民会館ホール (2014年12月14日)で講演会を行いました。
500人以上もの写真展来場者、講演会にも512名のご来場をいただきました。
そして、私物チャリティオークションでも沢山の入札をいただき、10点で合計483,700円の寄付となりました。
ありがとうござました。
2014.09.21 戸田市文化会館大ホール、ララガーデン川口1Fコミュニティルーム講演会、チャリティ写真展
戸田市文化会館大ホール (2014年9月21日)で講演会を行いました。
667人以上もの写真展来場者、講演会にも1025名のご来場をいただきました。
そして、私物チャリティオークションでも沢山の入札をいただき、9点で合計478,175円の寄付となりました。
ありがとうござました。
2014.09.11 プレイトロー小学校から新校舎建設写真が届きました
総勢100名ほどが集まっての協議を行い建設地も確定しました。
6月30日建設契約、及び着工、11月30日完工にて、建設プロジェクトを進めてまいります。
8月28日付の建設写真が届きましたので、ご報告させて頂きます。
現在、壁施工を行っております。
写真の通り、雨により校舎周辺には水たまりが多くできていますが、工事に支障はなく、順調に進んでいるとの事です。
Smile Please カンボジア訪問(ビデオ)
2014.03.09 入善まちなか交流施設うるおい館多目的ホール、講演会、チャリティ写真展
うるおい館イベントホール(2014年3月9日)で講演会を行いました。
1100人以上もの写真展来場者、講演会にも562名のご来場をいただきました。
そして、私物チャリティオークションでも沢山の入札をいただき、6点で合計202,000円もの寄付となりました。
ありがとうござました。
2014.02.16 富山県民会館大ホール、講演会、富山県民会館ギャラリースペース、チャリティー写真展
富山県民会館大ホール(2014年2月16日)で講演会を行いました。
1000人以上もの写真展来場者、講演会にも548名のご来場をいただきました。
そして、私物チャリティオークションでも沢山の入札をいただき、6点で合計489,980円の寄付となりました。
ありがとうござました。
2014.02.06 インタウン木更津朝日、木更津市民会館にてチャリティー写真展、講演会
2013.05.24 イオンモール銚子、チャリティー写真展
2013.05.23 藤原紀香が「日経ソーシャルイニシアチブ大賞」特別賞を授賞いたしました。
2013.04.04 日本赤十字広報特使
2013.04.02 日本赤十字 広報特使として、岩手県に訪問いたしました。
2013.03.03 ポートピアギャラリーにてチャリティー写真展を行いま した。
2013.02.26 神戸ポートピアホテル ポートピアギャラリーにてチャリティー写真展を行いました。
☆神戸ポートピアホテル ポートピアギャラリーにてチャリティー写真展を行いました。
2012.11.07 親和学園様主催チャリティー写真展
2011.05.12 大黒摩季さん豪華アーティストによる、東日本大震災へのチャリティーセッションLive 募金活動報告
☆当基金の賛同者でもある大黒摩季さんの呼びかけにより集まった豪華アーティストによる、東日本大震災へのチャリティーセッションLiveが、5月8日・9日にBlue Note TOKYOで開催され、Live終演後には藤原紀香&Smile Pleaseの仲間達、大黒摩季さんはじめ多くの出演者の皆様とともに募金活動も行いました。(Live出演・募金共に、Smile Pleaseの仲間でもあります森友嵐士さん、光永泰一朗さん、光永亮太さん、Honey LDays、TOKUさんがご協力下さいました!)
また、大黒摩季さんのファンクラブM'DRIVEの皆様方のご協力のもとチャリティグッズの販売も実施致しました。
尚、集まった募金やチャリティグッズの収益金は、当基金がお預かりし、責任を持って東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付致します。ご参加頂きましたお客様、大黒摩季さん及びファンクラブM'DRIVEの皆様方、賛同頂きました出演者及び各スタッフの皆様、Blue Note TOKYO様、誠にありがとうございました。
イベント詳細
http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/maki-ohguro/
日付 | 公演時間 | 募金額(円) | 累計 |
---|---|---|---|
2011.5.8(sun) | 14:00~(ファンクラブイベント) | 459,122 | 459,122 |
18:00~ | 383,367 | 842,489 | |
2011.5.9(mon) | 20:00~ | 378,264 | 1,220,753 |
売上分合計 | 313,000 |
---|
1,533,753 |
2011.4.5 Smile Please 募金のお礼、日本赤十字訪問レポート
まずは、この大震災の影響と不安が降りしきる中
募金に大変たくさんの方々にご協力頂きましたこと、御礼申し上げます。
またマルグリット東京公演に足をお運び頂きましたお客様へ心より感謝申し上げます。
募金の際、目が合う一人一人のみなさんが優しい笑顔と共に
キャストと私へ「 頑張って下さい!来てよかったです!」と声をかけて下さり、
逆にエネルギーを頂き、毎回毎回、感動しておりました。
そして、大勢賛同してくれた仲間たち、賛同を快諾して頂きました事務所及び関係者の皆様方、スマイル・プリーズを取り上げて頂きましたマスコミ各位の皆様方、そして事務局スタッフ、すべてに深く敬愛の気持ちを送りたいと思います。
本当に、ほんとうに、ありがとうございました。
長い芸能生活の中でこれほど心深くにまで激震が走ったことはありません。
これほど心身ともに自身の限界を超越させるような出来事に出会ったこともありません。
一生、忘れることのない宿命の舞台となりました。
紆余曲折を経て無事、幕を開け、夢中で駆け抜け、大感動のうちに東京公演千秋楽を迎えられましたことをここにご報告申し上げます。
「 感謝。 」という言葉の他に今の私の思いを表す言葉が欲しいです。
その熱が醒めやらぬ3月30日。
皆様から頂いた、温かい善意のこもった募金6,300万円をSmile Please第一弾義援金として、日本赤十字社、近衛社長へ確かにお届けして来ました。(詳細及び内訳については30日の記事をご覧ください)
私に託して下さった思いのすべて、誰もが被災地の為に直接何かをしたくとも叶わない、その想いを感じれば、久々に着たスーツのジャケットがずっしりと重く感じられ、幾度となく訪れ、愛着さえ湧いていた日本赤十字社が、より大きく荘厳に見えました。
そしてこの日は、皆様からの義援金をお届けする他に私にはもう一つの役目がありました。
日本赤十字社の広報特使として、皆様にわかりやすく、被災地の実情や赤十字の救護・救援活動・今後の対策などをお伝えして行くという務めを果たすべく災害対策本部や会議にも訪問取材させていただきました。
あまりに未曾有の災害に膨大な情報が交錯し、疑問が疑心に変わり、今一番日本中が一つにならなければならない時であっても、その不安と負なる疑念がフラストレーションとなり、負の方向への暗雲が社会を包みこもうとしています。
だからこそ、広報特使として実際に救援活動された方から見た被災地の切実なるニーズ、悲しい現実だけではなく、赤十字が行っている真摯な活動報告、現地へ飛んでゆきたい多くの方への被害の実態と行動の注意点、そして何より‘皆さんが赤十字に託した善意がちゃんと届いています’ということをお知らせし、安心とは言わないまでも信頼を寄せていただき、復興への更なるご協力を願うということも急務だということになりました。
被災地の実情を知らなければ、真に役に立つ支援は出来ません。
共に救援・復興の為に活動協力して下さるたくさんの仲間たちにも正しい情報共有をしなければなりません。
プロ集団である日本赤十字社が私たちに本来伝えたい事と私たちが赤十字に求めたい事、その想いと想いを出来る限り分かりやすく伝える為のパイプ役として私が2007年に広報特使として起用された意味が、今やっと分かった気がしました。
本会議の内容を受け止め、緊迫感に殺気だった赤十字館内をめぐり、職員の方々の真の声を聞き、日本赤十字のマークと理念「 人間を救うのは、人間です。」を背景に、私が発する言葉は、 TVの映像には映らない不眠不休で救護・救援にあたっている赤十字の皆さんの代弁だという責任を、今一度、深く実感したのでした。
短い時間の中で、マスメディアの皆さんの前では伝えきれなかったことを、長くなりますがここにレポートさせて頂きたいと思います。
まずは、赤十字社のたたずまい自体がすでに被災地への愛と誠意のこもった配慮であったのは言うまでもありません。暖房もつけず、節電により廊下は暗く、エレベーターも必要最低限しか使わない。会議の際でも飲み物ひとつ置かず、本当に必要なものしか使わない徹底体制。
自身の生活の中でしている節約・節制を思うと、まだまだ無駄があることを学ばされます。
災害対策本部会議。
ここでは全国から送られてくる義援金や、すべての情報のコントロールなどを取り扱っているので、震災が起こってからは事あるごとに召集がかかり、交代制とは言えほとんど不眠不休で尽力されていました。
私の口から細かい内容をお伝えすることによりいらぬ混乱が有り得る為、ここで言えることはありませんが少なくとも、TVや報道で見聞きしている被災地情報をはるかに越えた惨状は、赤十字や政府、海外からの救援がどれほどの人員を送り全力を傾けても、まだまだ間にあわない、それほどにこの大震災の被害が甚大だということです。
それに加えて原発による被害は未だ計り知れなく。
取材中も、いくつかの避難所に物資が行き届いたという報告があれば、また新たな場所に救護・救援が必要となる。
二次災害や原発の影響により赤十字でさえ立ち入れない場所にもまだとり残されている方々もおり、健康維持や負傷者救護が救護班の皆さんを含め危機に瀕している地域もあるそうです。
その後、各部署を回ってきましたがそれでも尚、職員の方々誰もが「人間を救うのは人間だ。」という意識高く本当に凄い気迫を感じました。
その現状は、地震発生からこれまで、救護班を福島県、宮城県、岩手県など被災地に400班以上派遣していますが(救護班というのは、通常医師、看護師、運転手、事務管理要員の計6人からなるチームです)赤十字の救護は、完全な自給自足の救護体制なので、連携ロスもなく、迅速に動けています。
窮地に立つと、どうしても大きな力を求めてしまうものですが、その力が集まるまで、その間にも被害は広がり、犠牲者は増大する。
国の人道的事業の補助者ではありながら独立・自主な動きと自給自足を保っているからこそ迅速な対応が出来ています。
救援物資を配布するのにも、迅速、かつ正確さが必需。
給油の問題、交通機能など、すべての情報を独自で調査し尽くしているからこそ、ロスのない配布も行えるということが、状況を書いたメモのついたピンの数を見てよく分かりました。
不足していた毛布、緊急セットなどをはじめ、 肌着、靴下など最も必要とされる救援物資。
その後避難所の皆さんには、アイマスク・枕・毛布・マットレス・靴下・耳栓・スリッパなどが配られ、これにより少しでも快適に生活環境を安定させることで笑顔が戻るように。。。
そんな願いが込められていました。
ここで少し、個人的ですが嬉しいお話がありました。
私の出身地、兵庫県支部の皆さんも阪神淡路の経験を生かし、震災発生から47時間後には三陸海岸の主要都市である釜石市に到着され今も尚、救護活動を続けています。
そして、沿岸部が壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町にも神戸からかけつけた救護班の方々が活動しています。
「阪神淡路の大震災のときは、自分たちがみんなに支えてもらって心強かった。」
「今度は自分たちが恩返しする時なんです。」と。
まさに私自身も同じ思いで、自分に出来る全力をと奔走しています。
関西からもたくさんの義援金はもとより、支援物資、ボランティアの志望があると聞けば、皆も同じ思いなのだと思うと心が温まり涙が溢れます。
勿論、全国からも沢山の精鋭達が被災地に集結し、赤十字飛行隊岡山支隊は岩手県花巻へ注射器やマスクなどの医薬品を空輸。すぐに救護班に物資を手渡し、それと引き換えに現地のニーズを踏まえて帰り、そしてまた日進月歩しながら繰り返される更なる支援物資の空輸は、今後も更に力を増し行われます。
数々の支部や奉仕団の活動でも、炊き出しがどんどん行われるようになりました。
実際、自宅生活者への炊き出しはほとんど実施されていないのが現状で、救援物資の配布も限られていて、ほとんど食べていない方もいたそうです。
そういう方々の為にも、赤十字では自宅生活者への炊き出しも行っているということです。
ですが、全国からの救護班が各地にテントを張って、寝袋を二重にしても寒い中での24時間交代体制。
食事なども被災者優先の為、重労働であっても必要最低限度。
被災者の方々の苦痛やストレスは計り知れないとは思いますが、同じ場所におりながら外で生活し、共に最低限度の配給、そして不眠不休の重労働を成す救護者側の苦悩も計り知れなく、本当に過酷な状況です。
にも関わらず、こんな時のために様々なシュミレーションで訓練をしていたのが、ちゃんと役に立っているんです!大丈夫です!と笑顔でおっしゃる姿を見ていると、なぜこれほどの重労働の中で、ここまでこの高いモチベーションを維持できるのか。。。と、敬服すると同時にその精神さえも訓練されているのではないかと思いました。
ですが、どんなに心の強い人でも、災害によって暮らしのすべてを奪われ守ってきたものさえも奪われれば、心は健全では居られません。救護班とは言え、沢山の人の痛みを受け止め無慈悲な惨状にい続ければ、強靭な精神であっても弱ってしかるべきです。
忘れてはならないのが、「 心のケア 」。この「 心のケア活動 」は、本震災以前のいくつもの大災害の時から、赤十字で特に力を入れている救護活動の一つです。“生きる”ということに無心で命がけになっていた災害直後から時が経てばたつほどに、その苦悩とストレスから心は様々に痛んで行きます。
被災された方々に寄り添い、災害や避難生活により生まれたストレスや不安を和らげ、出来るだけ精神的な病気を引き起こさない様、日本の文化や習慣にのっとった心理的支援プログラムにより「心のケア」班が作られ、その活動を行っています。
健全な心、それこそが被災者の方々自身の復興を早める動機と。
避難所のおばあちゃんが「人生の来し方を話してたんです。生きててよかった、、、」と赤十字の心のケア班の方にとつとつと話している映像を見せてもらいましたが、班の方は、「 手を握りながら話を聞いて、辛い気持ちを受け止め、共感することがとても大事だと思います。」とおっしゃっていました。
本当にそう思います。阪神淡路大震災で、避難所に私がいた時もそうでした。
プライバシーの全くない中、避難所の砂ほこりなどで気管支がやられ、咳き込む人が多く良質の睡眠もとれず、不眠を訴える方もたくさんいる状況。皆がみんな我慢している状況の中では本音も言えず、、、。誰もが静かに心を痛めて行く、、、。
長い避難所生活での心のケアは、これから物凄く大切になってくると思います。
ですが、一概に心のケアと言っても、家族を亡くされた被災者の方々の中には、あまりにもトラウマが大きく心に蓋をしてしまっている方が多くいるのだそうです。そうした方々の心の蓋を不用意に触ることのないよう、長期的で丁寧な本当に意味でのケアが求められています。
本当に大切でありながら、本当に難しいことです。
そして、援助・救助する側の心のケアも必要になってきている現実があります。
宮城県東松島市から帰ってきたばかりというボランティアチームにお話を聞くことができましたが、被害が予想以上に甚大だった地区で、とにかく泥をかき出す作業に追われていたと。
葉も全部はぎ取られた高い木の一番上に衣類がぶら下がっていたり。。。
「 あんなところまで波が押し寄せたんだという恐怖に言葉も出なかった。」
そして、「 ここに奥さんが埋まっているんだ 」と一日じゅうその場に佇み、一緒になって泥を掻き出しても掻き出してもきりがない。その泥を見つめている男性が、奥さんの話をする時の涙ぐんだ目を見ていると、心のケア班が話していた「 援助や救助をする側の心のケアも必要になってきている現実がある 」と言っていたことを思い出しました。
辛く過酷な現場を毎日見つめ、体力、精神力ともに限界にきている救助側の心のケアも忘れてはならないんだと。。。
家族と柔らかに過ごす一日。
舞台のリハーサルに明け暮れる一日。
踊る心怯える心と共にドラマの撮影をする一日。
こうして赤十字を訪れた一日。
どれも一日なのに、この日の私は何日も赤十字でまだ会ったことも見たこともない被災地と被災地の皆さんと、赤十字の活動に従事する皆さんの話しを聞いていたような果てしない気持ちになるほど、長く重い重厚な一日となりました。
赤十字の皆さんから、その「 心のケア 」を共にしましょう、そして被災地の今の姿をしっかり焼き付けて復興の為に何か役に立ちたいと胸を痛めている皆さんへお伝えして下さい、ということなので現地へ行こうと思います。
そして、またこれからの在り方を再考し、このスマイルプリーズをはじめ、“ 私に出来る何か ”を進めて行きたいと思います。
私は、人の笑顔が大好きです。
だからエンターテイメントも、ボランティア活動も続けています。
被災地の皆さんはもとより救援救護にあたられる皆さん、そして、傷つき委縮してしまった日本の皆さん、誰もがまた平和の名のもとに笑顔で幸せになれますようにと切に願いながら。。。。
私の“ 今 ”を邁進しようと思います。
「マルグリット」大阪公演での募金呼びかけについて
☆7日13時半、18時半
☆8日13時半 幕後トークショー(予定)
☆9日12時半、17時半
☆10日12時半
以上の公演後に予定しております。皆さまの気持ちが集まれば大きな力となるはずです。
「マルグリット」カンパニー一同、精一杯舞台を務め、自分たちにできることをして参りたいと思います。ご支援ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
お預かりします大切な復興支援金の会計報告及び寄付先に関しては、マルグリット公式HP(http://marguerite2011.jp/)にても随時ご報告を申し上げます。
銀行振り込みでの募金
三菱東京UFJ銀行 青山通支店 普通預金 0062080
Smile Please 藤原紀香世界こども基金
(スマイルプリーズフジワラノリカセカイコドモキキン)
The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ,ltd.Aoyamadoti Branch 0062080
Smile Please Norika Fujiwara Fund
2011.3.31 3月30日赤十字災害対策本部を訪れて
人間を救うのは、人間です(*^^*)
マルグリットの東京公演千秋楽の熱も冷めぬまま、本日、皆さんからお預かりした尊い愛の義援金を
日本赤十字社 近衛社長へ直接お渡ししてきました!
今回は3月28日付けで一旦集計させて頂き、第一回目義援金として、皆さんの心の重みと
おっきいおっきい(涙)愛のパワーを全身に感じながら大切にお届け致しました!
詳細は事務局からも詳細報告を致しますが、
☆振込み募金額 ¥53,885,269
☆「マルグリット」公演募金箱総額¥9,549,270
総 額¥63,434,539(28日付け)
434,539円は、第二回目に繰り越しとして大切に温存させて頂き、6300万円を寄付して参りました。
協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました!
そして、これからも共に頑張りましょう!
時代は変わっても、人間を救うのは人間です。
併せて、災害対策本部会議にも出席させていただき、24時間体制で活動されている赤十字対策本部からの
現在の被災地の現状・現地での救援活動の実情・様々な活動報告を聞かせて頂きました。
「 マグニチュード9.0 」
日本が経験したことのない巨大地震がもたらした大津波は、三陸海岸を中心とした多くの街を
一瞬で飲み込み、強固な造りのはずの医療施設までもが脆くも破壊され、どれほどの人員を総動員しても
住民の皆さんの負傷者救護、健康維持や環境整備に対する処置は果てしなく。。。
世界からの応援も続々来ていますが、それでも今も尚、生命の危機に瀕している地域もあるのだそうです。。。
それほどに犠牲者が莫大だということです。。。
日本赤十字社は、この未曾有の災害にも負けない強固な救援体制を強化し、損壊のほとんどなかった
各地の赤十字病院とともに総力を挙げて対応されていました。
その内容など、災害対策本部、各部署を訪問し、体感したことはぜひ皆さんとも共有して頂きたいので
改めてSmile Pleaseのホームページでレポートします!
被災地の皆さんへの祈りは勿論ですが命懸けで使命を果たされている皆さんの、無事とご活躍を強く祈ります。
喜びや楽しみなどの抽象的な未来よりもまだまだ、「 生きる 」という次元での救援・支援を
必需とされている方は本当に大勢いらっしゃるということは報道でも細部までは分かりません。
長い避難生活によって、憔悴しきった心に対するケアも急務だということも。。。。
そのような現場の声を聞けば聞くほど、私たちの想像を越えた惨状に声も出ず
「 希望 」と言う眩しい言葉がせつなく響くようになりました。
戦後最大の震災により各機関に於いても想定外のことが多く、被災地の復興には
かなりの時間がかかることを赤十字の中でお話を聞いてより深く実感し、それと同時にあふれる想いと
現実とのギャップをきちんと認識したうえで、動かないといけないことも学びました。
そうするためにも、マルグリット大阪公演が終了したら赤十字の救護班と共に、l被災地の現状を
この目で、肌で、感じてきたいと思っています。
これからも どんなことでも自分が出来ることを
「 きちんと 」ひとつずつやっていかなければと痛感するばかりです。
そして皆さんが私に託してくれている想いをたくさんの形にして行きたいと、改めて誓いました。
どうか私と一緒に、被災された方々への末永い支援、Smile Pleaseへのご協力を宜しくお願い致します!
4月6日から始まる「マルグリット」大阪公演でも東京同様、毎幕後、ロビーに立ちたいと思っています。
同じ痛みを知る関西の方々のパワーをしっかり受け取らねばと心に誓って。
http://smile-please.com/
「SmilePlease☆藤原紀香世界こども基金」では、引き続き東日本大震災で被災された方々への
復興支援金を募っております。
三菱東京UFJ銀行 青山通支店 普通預金 0062080
Smile Please 藤原紀香世界こども基金
(スマイルプリーズフジワラノリカセカイコドモキキン)
だけど、強い気持ちばかりでもいられない。。
私が今、していること
何か一つでも出来たこと、また一つ願うことは日本全体にしてみれば凄く小さなこと。
だけど、とても大切なこと。
今すぐ被災地へ飛んでゆけない。
伝えたいこともまだ届かない。
と、歯がゆさや無力感に胸を震わせ毎日「 これでいいのかな? 」「 何が一番良いのかな?」と
悩み続けることもあるけど、皆さんという、「 心で繋がっている仲間がいる。 」
そう思うだけで、どんな向かい風が吹いてきても、「 私たちは間違ってはいない。 」と立ち向かえる。
「 一歩一歩の大切さ。 」を信じられる。
そして、私、になれる。
今日は、なんだか心がフル稼働で、長くなりましたが、とにかく何をおいても皆さん、本当にありがとう☆
Your Smile,Please
To Our Future
紀香
2011.3.17 ミュージカル「マルグリット」劇場にて募金箱を設置しました
3月17日にようやく初日を迎えることができた藤原紀香主演ミュージカル「マルグリット」 の劇場へ
来て頂ける皆さまにお願いです。
3月11日に発生した東日本大震災で被災された方々への復興支援金を募っております。
劇場入り口受付に募金箱を設置致しました。
皆さまの気持ちが集まれば大きな力となるはずです。「マルグリット」カンパニー一同、精一杯舞台を務め
自分たちにできることをして参りたいと思います。ご支援ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
お預かりします大切な復興支援金の会計報告及び寄付先に関しては、このサイトとマルグリット公式HP(http://marguerite2011.jp/)にて随時ご報告を申し上げます。
第5回25ansチャリティガラPartyにゲスト出演
今回で5回目を迎える25ans恒例のチャリティガラに藤原紀香がゲスト出演し、トークショーにてチャリティ活動を紹介します。
25ansは、今年1月にも当基金を誌面にて紹介頂くなど、藤原紀香の真摯な生き方とチャリティ精神にご賛同を頂いており、今回チャリティガラの収益はすべて『Smile Please☆藤原紀香世界こども基金』にご寄付頂くことになっております。
開催日時 | 2010年11月12日(月) 19:00~ |
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場 所 | Audi Forum Tokyo |
主 催 |
25ans(ヴァンサンカン) (※参加者募集はすでに終了しております。) |
30年間、誌面を通じて日本の都会的な女性に新しく魅力的なスタイル、体験、情報を発信し続けてきた25ans。今回のガラは常に革新的なチャレンジを続けるブランド、AudiとDonna Karan New York、そして藤原紀香のスペシャルコラボレーションによる25ansらしい華やかなイベントです。
T-shirt Art Exhibition -SMILE FOR FRIENDS-
新丸ビル7F 丸の内ハウス3周年記念チャリティーイベントに参加します。
開催日時 | 2010年4月26日(月)~5月9日(日) |
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場 所 | 丸の内ハウス (新丸ビル7F) |
主 催 | 丸の内ハウス 三菱地所株式会社 |
丸の内ハウスに繋がりがあるハウスフレンズがT-シャツに「丸の内ハウス」「SMILE FOR FRIENDS」を
テーマにデコレートした作品を期間中、丸の内ハウス内に展示し、オークション形式にて販売します。
※ハウスフレンズとは…ファッション・音楽・アート・文化人・芸能人・スポーツ選手・・・他、各界の著名人
※オークションへはイベント会場での専用用紙、または期間内に特設サイトから入札できます。
T-shirt Art Exhibition -SMILE FOR FRIENDS-
東ティモール、知る人ぞ知る楽園
チャリティー写真展などを始めてから今年で8年目なります。多くの国々を訪ねましたが、私が行き先を決めるというよりはすべて、なんらかのご縁があって足を運んでいます。今回、紹介する東ティモールは国連の人間の安全保障チームからの写真撮影依頼がきっかけでした。
2002年にアフガニスタンを訪ね、その現状を伝えた私の写真集「カンダクゥ~笑顔で~」が国連の担当者の方の目にとまり、国連がヒューマンセキュリティーの観点から行っている事業の視察の際、写真家として同行してほしいというのです。
私はプロの写真家ではありませんし、上手な写真は撮れないことをお伝えしました。それでも、私の目線で伝えたいことを写真に撮り、発信すれば、一般の人に広く伝わると言われ、引き受けました。嬉しかったですね。地道な活動ですが、きちんと見てくださる人がいることを実感しました。
2006年、東ティモールの首都ディリにあるプレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港に降りると、出迎えに来ていた子どもたちに色鮮やかな伝統的織物「タイス」を首にかけてもらい、歓迎を受けました。下の写真は、ちょうど首にかけてもらうところです。
当時の東ティモールは紛争の末にインドネシアから独立して5年目。食料や衛生管理など多くの問題を抱えていました。女性の自立はまだまだの状態でしたが、タイスは女性の自立に向けた収入源として注目を集めていました。
今では、途上国を支援するフェアトレード(公平貿易)のインターネットサイトでもタイスを買えるようになっています。海外の一般の人々がタイスを購入することが、東ティモールの支援につながると思います。東ティモールコーヒーも有名でおいしいですよ。
NORI君笑って 私もノリだよ!
国際空港に降りる直前、飛行機の窓からみた東ティモールは海が透き通っていて、緑が豊かな楽園のようでした。タヒチやタイのプーケット島を思わせる美しい島で、知る人ぞ知るダイビングスポットだそうです。
「平和な国になれば、もっとダイバーが来てくれる。世界中から人が集まる国にしたいんだ」と東ティモールでお会いしたラモス・ホルタ外相(現大統領)は目を輝かせて話していました。
国連の方とともにラモス外相のご自宅に伺う機会もあり、「ノリカ、写真を見せてくれ。僕も写真を撮るんだよ。ライバルだね(笑)」と気さくに語ってくださいました。ラモスさんは、若いころにゲリラの襲撃を受け、逃げ込んだ山中で兄弟8人のうちラモスさん以外は全員が殺されたそうです。「草を食べて生き残ったんだ」と辛い過去の話も口にされながら、「僕はそのとき、政治家になって、この国をよくするんだと誓った」と政治にかける熱い思いを語られました。ご自分の誕生日にはストリートチルドレンをたくさん家に招いて、世界中の友人たちから届いた衣服などをプレゼントしているんだ、といって目を細めていたのが印象的でした。
そのラモスさんが大統領就任後の2008年2月、暗殺計画で銃撃され重傷を負ったというニュースをCNNで見たときは、あまりの衝撃に号泣しました。その後、オーストラリアで手術を受け、回復したと知り安堵しました。神様は東ティモールの未来に必要なラモスさんを救ってくれたんだと。
写真の子は、現地で会った笑わない少年「NORI君」です。「私もノリなんだよ♪」と言っても笑顔はありません。幼いころに恐ろしいことを経験したんだと聞きました。でも、まっすぐに私を見て、ずっとあとをついてきました。私は彼の妹と左手で手をつなぎながら、右手で、私をじっと見つめるNORI君を撮りました。それがこの写真です。彼の瞳の中には、はっきりと赤い服を着た私が映っていました。その後、彼らと何時間か遊んだあと、最後には私を見て微笑んでくれました。 1日でも早く平和な国になって、笑顔を取り戻す子どもたちが増えてほしいと。今も心からそう願っています。必ずまた訪れたいと思っています。東ティモールへ。
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SANKEI EXPRESS「SmilePlease」バックナンバー 2010年01月号Scene1 [PDF:860kb]
SANKEI EXPRESS「SmilePlease」バックナンバー 2010年01月号Scene2 [PDF:1,708kb]
SANKEI EXPRESS「SmilePlease」バックナンバー 2009年12月号Scene1 [PDF:130kb]
SANKEI EXPRESS「SmilePlease」バックナンバー 2009年12月号Scene2 [PDF:262kb]
SANKEI EXPRESS「SmilePlease」バックナンバー 2009年11月号Scene1 [PDF:905kb]
SANKEI EXPRESS「SmilePlease」バックナンバー 2009年11月号Scene2 [PDF:2,100kb]
SANKEI EXPRESS「SmilePlease」バックナンバー 2009年10月号Scene1 [PDF:305kb]
SANKEI EXPRESS「SmilePlease」バックナンバー 2009年10月号Scene2&3 [PDF:470kb]