私が出会った数え切れない悲しみと新生への希望・・・・

1.それが私の義務に思えたから

 24時間テレビ、そしてスーパーテレビ特別番組の放送終了後から、毎日のようにたくさんのお手紙やメールをいただきました。
「アフガニスタンの現状をもっと知りたいと思うようになりました。」「家族や恋人、友人などと今まで話したこともなかった遠い国の話をするようになり、とても身近に感じることができ始めました」「自分の未来の子供に世界に起こっている悲しい現実を教えるとともに、もっともっと愛情を注いであげたいと思った。今の私にできることはそういうことだから」。そしてまた、「私はアフガニスタンの子供たちに何ができるでしょうか?」という声も多く寄せられています。
 私は、アフガニスタンの子供たちに関心を持った人なら、誰でも、何処にいても、必ず何かができると信じています。それぞれが果たしている社会での役割を生かしてできることがあるのではないかと思っているのです。
 そんな驚くほどの反響があった、アフガニスタンへの旅。
 始まりはあの日のでき事でした・・・・・。

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